*厚木七沢 ラーメン*ZUND-BAR
今回更新するまでに、
三つ星シェフのお店、一つ星レストランに訪れ食したものの、ここでは紹介しておりません。
うーむ。
本当に美味しい!!
と思えるお店って本当に少ないものです。
わたし、岩手県出身でしてね、
岩手はね、どこで食べてもだいたい美味しいんです。
ところが東京や神奈川はそうは行かず
大枚はたいてもなかなか、、、
土地代が何しろ高くつくから
材料費を削減しなければならない。
そしてそのうち情熱も薄れていき
料理への愛情も薄れていく
というスパイラルもなきにしもあらず、かもしれません。
というのも、飲食店に入り
愛
を感じるお店のなんたる少ないことか。
こだわりは愛であり
食材へのリスペクトも愛
その愛が受け取り側のわたしたちに伝わり
感動を生みます。
その愛を感じられるお店が本当に少なく
ただただオシャレだったり
ただただインスタ映えしたり
ただただ、、、
というお店が多い。
残念ながら。
きっと飲食をやろう!と思った当初は
こだわりや愛があったことでしょう。
時を経て
経費や損益を考えていくと色々と諦めざるを得ないということもあるでしょう。
でもやはり
食ってとても大切だと思うのです。
この小さなブログで
紹介したい!!!!!!
と思えるお店が増えることをただただ願うばかり。
と、前置きがやたら長くなりましたが、久々に紹介したいお店が現れました。
お店は厚木の七沢という温泉地にあるラーメン屋さん。
その名もZUND-BAR。
わたし、ラーメンにものすごくうるさいので、まぁ、100点!ってお店はほぼありません。
なので、食べログとか見て評価が良くても
さほど期待をしなくなったのですが、、、
ここ、入る前からとても風情があります。
古民家を改装した梁がむき出しの店内。
上品に香る出汁の香り。
あれ?ここ、期待していいんじゃない?
とわたしの本能が言います。
食べログで柚子塩ラーメンが良く紹介されていたものの、本当に美味しいラーメンは醤油でこそ!という持論があるため、ものすごく悩んだ末に味玉醤油ラーメンをオーダー。
ひっきりなしにお客さんがくる同店。
次から次へと違うテーブルに運ばれるラーメン。
待ち遠しくて店内キョロキョロし、待つこと10分?
来ました!
好み!
この美しいスープ好み!
よくこういう醤油ラーメン店にありがちな、カツオを粉末にしたものがごまかして乗ってある感じもなく、実に上品な色と透明感。
そして見て!
麺!
わたし正直なところ、ラーメンは細麺の縮れ麺か、札幌ラーメンならもちもちの卵多めの麺が好きなので、こういうストレート麺は得意じゃない。
でも煮干しラーメン系にこういうストレート麺増えてきてるので、まぁ仕方ないか。
と諦めつつ、まずはスープを一口。
ああ。
なんて優しい味。
水がいいんでしょう。とにかく水の良さと丁寧に出汁をとっているのが伝わってくるのです。
また、鶏油がスープにのっているのですが、それがまたとても味わい深く優しくコク深い。
何口か口にスープを運んでは小さな感嘆の声をもらし、麺を一口。
ああ、これは!
全粒麺のストレート麺はまるで蕎麦のよう。
固め、と頼んだその麺はコシがあって、しかもスープをしっかり掴んで離さず、口に入ってくれる。
しばし、ウンウン小さく頷きながらひたすら麺を伸ばさないように食べ続け、
あっという間にペロリ。
炙ったチャーシューも変に柔らかすぎず、しっかり肉の味がします。
水菜、硬めのメンマ、海苔が非常にまたこのラーメンにマッチして、最後まで美味しくいただきました。
わたしね、スープを最後まで飲み干したい派なんです。
ただし美味しければ。
ここ何年も、全部スープを飲み干したお店なんてありませんでした。正直言うと。
このZUND-BARのスープはレンゲを置いて、器を持ち上げ、ごくごくと最後まで飲み干したくなるスープ。
食べ終わったそばから、また来たい!
今度は柚子塩、いや、柚子醤油も美味しいはず!!!
と思ったほど。
厚木なので、もう行けないかもしれません。
柚子醤油ラーメンと柚子塩ラーメンが食べたいのに!!!!!涙
久々に、食べ終わったあと1時間たっても美味しかった、、、と言い続けたくなる一杯に出会えたことに感謝!
また何かの折に厚木に行った時は必ずや訪れます。
感動をありがとう。ZUND-BAR
ソランミシュラン ☆☆☆☆
厚木 七沢 ZUND-BAR
調べたらかの有名なAFURIが経営してたのね!